2010年8月23日月曜日

8月27日(木)サマーオープンカレッジのお知らせ

「変幻自在、顔はいくつもある」担当講師:菅原優

 美術史の流れの中で、ピカソ、ブラックなどによって始まった「キュビズム」は、今までの美術とは、方法論も認識論も大きく変わる転換点であった。ルネサンス以来の「視の枠組み」遠近法を、自由に組み直したとも言える。
 この講座では、ある人物の異なる側面からの写真をモチーフに、キュビズムの方法を契機として、平面作品に制作したい。人間はキュビズムを持ち出すまでもなく、もともと、変幻自在の怪人二十面相なのです。ならば、絵の中だって、多重人格になったって当たり前なのかもしれない。

0 件のコメント:

コメントを投稿