2010年8月8日日曜日

8月10日(火) サマーオープンカレッジのお知らせ

「身体はパーツの集合でもある」 担当講師:原田崇

 1970年代になって、盛んに行われるようになった石膏による直取り。
 方法に違いはあるが、ジョージ・シーガルによる虚無と倦怠に取り囲まれた彫像たちは、いまだに見るものに衝撃を与えます。それは投げ出された人間存在が、孤独な物体として認められるからだろう。彫刻と言う彫刻家による「主体の美術」ではないのです。また人体を断片としてみると、また全く異なったフェティッシュな衝撃が伝わってくる。

 ここでは、受講生のそれぞれの手を、成形剤コピックを使って、直取りする。
フェティッシュなオブジェとして自らの手を見直してみよう。





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