2011年4月20日水曜日

■ANGE EXQUIS■

Libellule Exihibition
■ANGE EXQUIS■
2011.4.2~11.15
RIEGERSBURG – Barockschloss Riegersburg (AT)

美術学科講師の菅原優の展覧会です。
今回の展示はオーストリアはリーガースブルク。
世界の幻想画家による天使絵(大きさはなんと195×160cm)が40点以上並びます。

Libellule"Magic Realism"




こちらが出品作品の天使



2011年4月17日日曜日

貝原浩作品展「ぼくの見たチェルノブイリ」

【ボレボレ東中野恒例4.26原発特集上映関連企画】

2005年に亡くなった画家・イラストレーターであった、建石の友人、貝原浩氏の展覧会が2カ所で開催されます。東日本大震災により、チェルノブイリ原発事故と同じレベル7まで数値を上げてしまった福島第一原発事故。1986年の旧ソ連・チェルノブイリ原発事故から25年、貝原氏がそこで何を見たのか、あらためて彼の作品を見直してみたい。


2011年4月19日(火)~5月1日(日)11:30~月中定休
space&cafeボレボレ他 〒164・0003 東京都中野区東中野4−4−l−1F ※入場無料
営業終了時間はお問い合わせ下さい。Tel:03・3227−1445
        
1992−99年、画家貝原浩(1947−2005)はチェルノブイリ原発事故後に風下になったベラルーシの村や町を数回にわたって訪れ、出会った人々と風景を描きました。大きな和紙に一気に描かれた水墨彩色のシリーズ(ー風しもの村バロル舍)と、旅の日記にあったスケッチなどを展示します。
いま、チェルノブイリ原発事故25年目の春。
○トークショー
「貝原さんとの旅の時間」
名取弘文(おもしろ学校理事長)
 ×西義信博(農文協編集部)
日時:4月22日(金)18:30■■/19:00■開演
○トークショー
「ぼくたちの見たチェルノブイリ」
小室等(ミュージシャン)
    ×本楯成一(写真家・映画監督)
日時:1月28日(木)18:30開場■/19:00開演
チケット:予約2,000円/当日2,300円(ワンドリンク付)
予 約:Tel:03−3227−1405(ボレボレタイムス祉)Mail:event@polepoIetlmes.jp
(同時開催)
ポレポレ東中野毎年恒例4.26企画
事故から25年目の本年は規模を拡大して開催
特集上映ー25年目のチェルノブイリヘ
4/23(土)~5/6(金)ポレポレ東中野にて


又、東中野ポレポレ坐での展示が終了してから、
丸木美術館にて「チェルノブイリから見えるもの」と題して、
貝原浩の「風しもの村チェルノブイリ・スケッチ」を中心にした展示が始まります。

対照的な顔の「読解術」(413asahi)


日野之彦展/小村希史展
 外国人の顔が、どうもうまく判別できない。そんな実感を持つ人は少なくないだろう。斎藤環『文脈病』によれば、顔の存在は読まれるべき「言語」に近く、「顔の外国語」に習熟していないための事態だという。なるほど。肖像画も、顔の「読解表現」なのだ。いま垂見でも、同世代の2人の画家が「顔」を中心にした個展を開いている。
 極端に見開かれ、焦点の合わない目。2005年のVOCA賞などで知られる日野之彦(76年生まれ)の最大の特徴は、6点ある今回の油彩にも表れている。多くは日野自身を措いたもののようだ。
 近づけば、筆致も省略の跡も分かるのに、少し離れると写真のようにも見えるのは、高い技量のゆえだろう。しかし全体として「虚構」と映るのは、独特の顔の力が大きい。日野は図録で「感情を消すため」と明かす。そう、この顔は「マスク」のようにも
感じられるのだ。
 例えば、「花に埋まる」(09年)=写真上。いかにも薄そうな、いや樹脂でできているかのような皮膚や造花を思わせる描写が、その印象を強める。
 徹底して顔の「表層」を見つめる描写。不気味ともいえる放心状態の顔に見過ごせないリアリティーを感じるのは、現代を生きる誰もがこうした表層を持たざるをえない事態がありうることを読み取るからだろう。
       
一方、小村希史(77年生まれ)が見せる油彩20点は、かなり暴力的。ルシアン・フロイドあたりを思わせる激しく大胆な筆致で措かれる顔は、ひどく傷ついた姿に見えたり、「頭の中の音」(11年)のように解剖図風に見えたり=写真下。
 日野とは対照的に顔の奥へと突き進み、傷ついているかもしれない内面を暴こうとするかのようでもある。
 顔の表層か奥か。2人の接近法は対照的だが、ともに一度見たら見まがうことがない。確かな「読解術」を持っている証しだ。
  (編集委員・大西若人)
 ▽日野展は20日まで、東京・有楽町1の13の1の第一生命南ギャラリー。土、日曜休み。小村展は23日まで、東京・銀座2の16の12のメグミオギタギャラリー。日、月曜休み

2011年4月14日木曜日

「シュヴァンクマイエル氏への逆襲」



展覧会のお知らせです。
シュヴァンクマイエルの新作長編映画「サヴァイヴィング ライフ」の公開記念として、
ラフォーレミュージアム原宿で8月に開かれる「ヤン&エヴァ シュヴァンクマイエル展─映画とその周辺」展に先駆け、チェコセンターにて「シュヴァンクマイエル氏への逆襲」(パラボリカ・ビス企画)と題したオマージュ展が開催されます。
建石修志も出品致します。
チェコセンター
渋谷区広尾2-16-14 03-3400-8129