2010年10月8日金曜日

寺山修司の作品 公演相次ぐ

寺山修司作「阿呆船」の公演ポスターに、学科主任建石修志がイラストレーションを提供しています。



又某ASAHI新聞(108asahi)にも次のような記事が掲載されていました。
時間のある方は是非ご高覧の程を。


寺山作品独自に迫る
 寺山修司作品に新しいアプローチをする公演が東京都内で相次ぐ。
 13~20日には吉祥寺シアター(武蔵野市)で、実験演劇ユニット、プロジェクト・ニクス(電話03・6312・7031)が「星の王子さま」(1968年初演)を金守珍演出で上演する。宇野亜喜良が構成・美術を担当し、寺山戯曲にサンテグジュペリの「星の王子さま」の場面を加えた。音楽も多用し、女性だけの世界を描く。水嶋カンナ、遠藤好、蘭妖子、石井くに子、カルメン・マキ、中山ラビらが出演。黒色すみれの演奏も。5000円、学生3500円。
 演劇実験室・万有引力は、76年に初演された実験的幻想音楽劇「阿呆船」を、16、17の両日、多摩市のパルテノン多摩(電話042・375・1414)で公演する。他の上に特設ステージを組んでの野外劇(雨天決行)。J・A・シィザーの演出・音楽・美術。公募で集まった市民40人もスタッフ、キャストとして参加する。当日6000円。
 同施設2階の市民ギャラリーでは、69年に寺山が主宰した演劇実験室・天井桟敷に参加し、寺山とともに活動してきたシィザー監修による「わたしの演劇ノート展」も開催中だ(17日まで。13、14日休館)。寺山が書いたメモや台本、写真パネル、ポスター、楽譜、パンフレットなどを多数展示。83年に死去した寺山の葬儀で掲げられた背景画など貴重な資料も出品されている。展覧会は入場無料。

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